駆け出しの映像翻訳者の日記です。洋楽、映画、海外ドラマの話、子育ての話、翻訳の話などを、不定期で更新中。ホントに、すごく不定期です。ごめんなさい。
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できる限り調べ上げる努力と論理能力。
少し実務系…と何度か書いた、文書翻訳の半分を納品し、
ちょっと一息ついています。

間に急ぎの映像関係の仕事がいくつかあったので
結局、先週一週間集中してやっと
少し形が見えてきたところです。

行き詰っていたときに6月号のアメリアの情報誌が届き
実務翻訳家の豊田憲子先生が
必要なのは「できる限り調べ上げる努力と、
たとえ駄文であったにしても、
ツッコミを入れつつ読み解いていく論理能力」という
お話をしていて、とても興味深く読ませていただきました。

今回私が訳していたのは
正直言ってよく知らない分野。
しかも 普段やっている映像翻訳のように映像があるわけでもなく
もちろんストーリーがあるわけもありません。
そしてドキュメンタリーのように1つの分野に絞っているわけでもないので
リサーチをしていても
いろいろな方向に話が飛んでいたので
正直半分泣きながら進めていました。

映像翻訳の世界でも台本翻訳などは
映像がありませんから、
文書の翻訳をしていることにはなるのでしょうが、
たとえドキュメンタリーでも
ある程度のストーリーがある台本の100ページと
1ページの中に
リサーチしなければならない項目がてんこ盛りのこともある
実務の100ページとでは
これといった専門分野を持たない私には
大きな違いがあります。

辞書にはカタカナと漢字の訳語の両方が載っていると
どっちで使うのが一般的なのか、ということも調べなくてはならないし
機械系のものが出てくると仕組みも分からなければ
分かりやすい訳文にはなりません。

でも、この豊田先生のお話を読んで少し光が見えた気がして
最後(…といってもこの後まだ半分あるのですが)に
スパートをかけることができました。

実は翻訳の勉強を始めたばかりのころ
豊田先生の授業を少しだけ受けたことがあります。
当時の私は「出版・実務・映像」の基礎を3ヶ月かけて学ぶ、というコースに
通っていたので、そのときに豊田先生の授業を少し受けました。
明るく、理路整然と解説する先生を見て
あのころもカッコいいなぁと思っていたのですが
現在の情報誌に掲載されている豊田先生は
若々しくてオシャレでとってもカッコいい。お話も毎回面白いんです。
私も10年後にこれぐら自信を持って仕事できていたら
いいなあ…と思います。

まぁ
ほんの少しだけですが、苦労しつつも
実務翻訳の面白さも味わうことができたという
ところでしょうか。

…かと思うと 同じ情報誌の「会社訪問」のコーナーには

「翻訳の品質についてクレームがついて、
クライアント企業まで謝りに行ったこともあります」という言葉が載っていたり

身が引き締まるような一言です。

お世話になっている会社さんにこういう迷惑をかけることがないよう
丁寧に翻訳しようと思いました。

…というか、こういう言葉にビクビクしないような実力を
早くつけたい、というところでしょうか。


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